滋賀県東近江市永源寺高野

2023年05月24


近畿エリアの滝に戻る

Road Map :名神高速道を八日市ICで下りて国道421号線を東進し、永源寺ダムの
            手前で永源寺に向かう道に入り、途中で永源寺ダムの右岸に行く道に入ると
            道標が出て来る。
Route Map:道標に従って脇道に入ると滝道入口に駐車場がある。
近畿エリアの滝』 ヒルにもひるまず。 最大限の武装をするが・・・
識廬の滝、永禅の滝
  ”識廬の滝”、”永禅の滝”共にまったく知らない滝であったが、ネットで ”永源寺ダム”を調べている中で度々、両滝が出て来るので、滝のある場所も ”永源寺ダム”の直ぐ近くなので、それならと2つの滝に行ってみることにした。
  問題はネットに書き込みがあったヒルが出る。であり、最大限の防御で挑もうと思った。
長靴に ”昼下がりのジョニー”を吹き付けて防御する予定であるが、これでどの程度防御できるかは未経験である。 しかし、結果は1匹のヒルもおらずに、”ヒルが出る。”
はガセネタであった。
識廬の滝、永禅の滝
  ヒルとの遭遇を心配したが、久し振りの滝巡りが楽しかった。
2つの滝共、大きな滝ではなかったが、流れに変化がある滝だったので
滝見する価値は充分あった。 渡渉があるので長靴が正解に思う。
本日のダム巡り、滝巡り
  永源寺ダム ⇒ 識廬の滝、永禅の滝 ⇒ 宇曽川ダム
識廬の滝(落差:20m),永禅の滝(落差:12m)
しきろのたき
えいぜんのたき
駐車場から沢に下りると ”識廬の滝”は左側の沢沿いに歩き、
”永禅の滝”は右側の山道に入る。 共に道標が立っていた。
道標に従って進むと駐車場で行止まりとなる。
この手前に沢に下る滝見道の入口がある。
駐車場に最近立てられたと思われる ”識呂の滝”の説明板があった。
詳しい説明板であるが、”永禅の滝”には一切触れられていなかった。
駐車場から両滝の分岐点となる松尾谷の沢まで下って行く。
意外だったのは良く整備された道だったこと。
急な個所には自然石で階段が整備されていた。
直ぐに松尾谷の沢に下り立つ。
”←橋は左にあります”の道案内は親切心が一杯だった。
橋と言ってもグラグラする一枚板が置いてあるだけであったが、
これで渡渉は逃れることが出来た。 正面の砂防堰堤を巻いて行く。
周辺の雰囲気は悪いが、堰堤を潜った沢水は澄み切っていた。
沢水は湧き水の様に砂防堰堤の下を潜っていた。
沢沿いに進んで行くと、又、板を2枚重ねた手作り橋が
出て来たが、よく撓むので要注意であった。
遡上10分程で ”識廬の滝”に着く。
滝壺は陽が当たっていないのにコバルトブルーであった。
落差20mの二段瀑である ”識廬の滝”を見る。
途中で流れを変えた見応えある滝であった。
動画は ”識廬の滝”をクリック下さい。
遡上して来た沢を引返す。今の所、ヒルの気配は無しだった。
最初に沢に下り立った分岐に戻り、山道となる ”永禅の滝”に向かう。
”永禅の滝”へも道標がしっかりとあり、大いに助かる。
”永源寺ダム”方向へのハイキング道?分岐にも
しっかり道標が立っていた。
”永禅の滝”へは30分掛かる様であるが、
”永源寺ダム”へは3時間も掛かる様だ。
松尾谷から遥か上の山道を進んで行く。
適度な傾斜の山道が続く。
左手、下方から ”識廬の滝”の滝音が聞こえて来た。
適度に道標が出て来るのは優しい配慮であった。
かつての崖崩れ跡だろうか? 急斜面が沢まで続いていた。
緩やかに下って行く道になって来た。
この地点からから急な下り道になって来た。
復路の登り返しがつらそうだ。
下り途中にあった ”幸せの滝”。
滝水が少な過ぎて滝とは呼べないだろう。
分岐から約20分で落差12mの二条の滝である ”永禅の滝”に着く。
主流は二段に折れており、落差は低いが見応えがある滝だった。
動画は ”永禅の滝”をクリック下さい。
ヒル対策に長靴を履いて来たので、渡渉には問題無かった。
沢から山道に戻る。
急登り道は自然石で階段が整備されていた。
後は淡々と引返すのみ。
”永源寺ダム”への分岐点に戻って来た。
”識廬の滝”の分岐点に戻って来る。
板橋を渡り、沢沿いに少し下る。
駐車場への階段道を上がる。
トータル1時間20分にて二つの滝見を終えて駐車場に戻って来る。
結局はヒルとは遭遇せずにヒル対策は空振りとなった。